研究報告
デイケアにおける看護の役割を考える―中規模病院に併設されたデイケアでの看護活動から
佐藤 玲子
1
1帝京大学医療技術学部看護学科
pp.384-390
発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100445
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老人デイケアは1983年に老人保健法により制度化され,在宅医療を推進する目的で保険医療機関での運営が診療報酬で認められるようになった。その後,介護保険制度の通所事業に定められたことでさらに後押しされ,通所リハビリテーション(以下デイケア)となり,在宅高齢者を支援するための居宅サービスに位置づけられた。
居宅サービスの中で通所事業は,訪問事業や相談事業とは異なって,在宅で過ごしている高齢者を施設に迎え,6~8時間前後でグループケアを行なうことに特徴があり,通所事業の利用は大幅に増加している。
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