プラクティカル・メモ
新しい肘屈伸器と膝屈伸器の試作
直島 茂友
1
,
須田 昭男
1
,
渡辺 好博
1
1山形大学医学部付属病院
pp.655-657
発行日 1982年9月15日
Published Date 1982/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102704
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
我々は,リハビリテーションに関する機器の改良,開発につとめている.これまで当院で使用している,神中式肘屈伸器(図1)と膝屈伸器は①肘屈伸器の可動域が30°~100°,膝屈伸器の場合は,90°程度に制限されること(図2),②肘関節屈伸の際,固定されたカフのため円滑な運動が行われない,③小児などには,装着が困難である,など,いくつかの問題が生じていた.今回,これらの問題点の改良を行い,その後,試作を重ねほぼ満足な結果が得られたので紹介する.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.