大学医学部におけるリハビリテーション教育の実際（現状）

　今年の日本リハビリテーション医学会総会は倉敷の川崎医大において開かれたが，毎年この学会中に大学病院リハビリテーションセンター連絡協議会が持たれて，各大学からリハビリテーション医学教育やまた診療について報告がなされることになっている．

　本年度この事務局がまとめた報告によると，現在リハビリテーション医学講座を有するのは，4大学（独協医大，川崎医大，産業医大，東海大），リハビリテーション研究所・研究施設をもつものが2大学（福島医大，群馬大），研究施設にリハビリテーション医学部門をもつものが3大学（東北大，岡山大，弘前大）である．また筑波大学医学専門学群社会医学系に「看護・リハビリテーション医学」学類が設けられている．