Japanese
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特集 面接技術
相談面接
Counseling Interview
横田 碧
1
Midori YOKOTA
1
1千葉大学看護学部
1Chiba University.
pp.793-798
発行日 1981年9月15日
Published Date 1981/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102479
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はじめに
身体的リハビリテーションに従事している医療スタッフの方々と話をした時よく耳にする言葉は,「あの人はまだ障害受容ができていない.」,「障害受容ができないからだめなんだ.」,「障害受容をさせることがむずかしい.」,「障害受容はどうやってさせたらいいんでしょう.」などである.
きいていて“障害受容”という言葉は,リハビリがうまく進展しないという事実に難渋している治療者の困惑や苦悩をあらわしているシンボルのように感じられる.
しかし“障害受容”はシンボルではない.長い長いプロセスである.患者のこころの歩みに治療者が同伴するプロセスである.
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