特集 面接技術
座談会/技術としての面接
吉松 和哉
1
,
田川 義勝
2
,
奥川 幸子
3
,
河村 光俊
2
,
荻島 秀男
4
,
大段 智亮
1東京大学医学部保健学科精神衛生学教室
2金沢大学医療技術短期大学部
3東京都養育院付属病院
4リハビリテーションペイン(痛み)クリニックわらび診療所医師
pp.800-815
発行日 1981年9月15日
Published Date 1981/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102480
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
精神科領域や,特定の専門職種(ケースワーカーなど)だけでたく,他の診療科の医療職種の方々においても“面接”は基礎として身につけておかなければいけない,という声をよく耳にします.
特にリハビリテーション分野では,患者さんに治療・訓練をする時,またチームで連携をとりながら医療を進めていく中で,“面接”を常に大切にしていかなくてはいけないようです.
いままで本誌ではこのテーマの特集を組んだことがありませんでしたが,この辺で整理する必要があろうと思い,特集を組みました.
他の特集論文と合せてお読みいただき,日頃無意識におこなわれている面接について自分なりの意義を見い出していただければと思います.
なお司会の大段智亮氏は「わたしの助言論(病気のなかの人間関係)」(医学書院,1974),「続わたしの助言論(人間関係の条件)」(同,1977)など,執筆され,長年,看護婦の教育指導にたずさわっておられます.(編集室)
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.