The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 14, Issue 10
(October 1980)
Japanese
English
特集 小児の脊髄障害
小児の脊髄障害の医学的管理
Medical Management of Spinal Cord Disorders in the Childhood
君塚 葵
1
Mamori KIMIZUKA
1
1心身障害児総合医療センター整形外科
1Seishi-Ryogoen.
pp.673-677
発行日 1980年10月15日
Published Date 1980/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102241
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はじめに
小児の脊髄損傷には先天性の二分脊椎と外傷,腫瘍,炎症などによる後天性のものがある.その医学的管理については両者の間に出生時あるいは急性期を除いて大きな差はない.また脊髄損傷では成人・小児を問わず整形外科,内科(小児科),泌尿器科,心理精神科の医師と看護婦,理学療法士,作業療法士,ソーシャルワーカーなどのパラメディカル・スタッフとのチームによる管理の必要が強調される.
肢体不自由児施設や小児病院で特に問題となる二分脊椎の管理を中心に,現在施行されていることについて述べる.
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