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特集 義肢・装具ハンドブック
Ⅰ.義肢・装具の世界
小児切断者と義肢装着
Child Amputee and Its Prosthetic Management
加倉井 周一
1
,
高山 忠雄
1
,
浪江 久美子
1
,
遠藤 文雄
1
,
高橋 良作
1
,
伊勢 勝英
1
,
海老名 政彦
1
,
久保 茂
1
Shuichi KAKURAI
1
1東京都補装具研究所
1Tokyo Metropolitan Prosthetic and Orthotic Research Institute.
pp.759-766
発行日 1978年11月15日
Published Date 1978/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101803
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はじめに
小児切断者は成人のそれと異なり,生活体験のほとんどが切断後に始まることから,本人の精神的肉体的発達はもとより,親・家族・地域環境などとの密接な関連の中で成長していくという特徴を有している.われわれは,小児切断者が将来残すであろう障害を可能な限り軽減あるいは除去する方向へ目標を定めつつ,これまで活動を続けてきた1~4).本稿ではわれわれがこれまでに経験してきた事実をもとに,臨床的に役立つと思われる問題について述べてみよう.
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