Japanese
English
紹介
脳性麻痺者を対象としたコミュニケーション・エイド
A Trial Production of Communication Aid for the Cerebral Palsied
丸谷 隆明
1
,
西村 重男
1
,
品田 聖哉
1
Takaaki MARUYA
1
1道立肢体不自由者訓練センター
1Hokkaido Research, Assessment and Training Center for the Severely Disabled.
pp.1047-1051
発行日 1978年12月15日
Published Date 1978/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101793
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Ⅰ.はじめに
会話による意志疎通が困難な脳性麻痺者は,我々が現在接している50数人の中にも数人居り,一般的にもこの比率はあまり変らないであろう.
とかく言語障害者に対する「機械・道具」によるアプローチには,“発語意欲を阻害する”と言う意見もあるが,要はクライエントの置かれている状況に対しての判断が重要であり,いかなる場合でも共通して言えることはある状況の結果において,クライエントの表出したい意志が,他人に伝わらないのであれば,エイドを使うことの是非を論議する以前のことであろうし,本稿で紹介しようとするエイドもあるクライエントの生活上,必要に迫まられ発想したものである.
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