講座 コミュニケーションスキル・2
言語障害を有する対象者とのコミュニケーション・スキル
鈴木 淳
Suzuki Jun
pp.179-184
発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100037
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
本稿の目的は,臨床場面においてセラピストが言語障害者とコミュニケーションを図ろうとする際のヒントをできるだけ具体的に考えていくことにある.
人間にとって日常的な営みであるコミュニケーションでは,個々の状況においてそれがうまく図れた,あるいはうまく図れなかったといった,「コミュニケーションの結果」が注目されやすい.そのため,うまくいくようにするためのマニュアルがあって,それらを事前に「覚えて」から「使う」ことによって,好ましい「結果」を得ることができるのではないか,と考える傾向につながっているのかもしれない.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.