Japanese
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特集 理学療法・作業療法と電子工学
ひずみゲージを利用した力の検出
Application of Strain Gauge to Force Evaluation
丸谷 隆明
1
,
西村 重男
1
,
品田 聖哉
1
Takaaki MARUTANI
1
,
Sigeo NISHIMURA
1
,
Seiya SHINADA
1
1北海道立肢体不自由者訓練センター
1Hokkaido Research, Assessment and Training Center for the Severely Disabled.
pp.547-551
発行日 1980年8月15日
Published Date 1980/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102206
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はじめに
筆者は「電子工学」には門外漢であり,なおかつ作業療法士としてもかなり片寄った臨床経験しかないので工学と作業療法全般にわたる関わりを記述するなど不適切と考えるので,ここでは簡単な計測システムのひとつについて紹介してみたい.
医療の場面では脳性麻痺に関するかぎり「筋力」を問題にすることはあるが,むしろ「制御」という点に重きを置いていることが多い.
しかし一旦,障害者が職業的能力を具体的に問われる段階になると「制御力」という要素も重要であるが同じように「筋出力」と言う点も“仕事と力”という関係で見きわめることが大切になってくる.
この両点を簡単に,しかもできるだけ正確に求めようとして試作したものを含め,特集テーマに少しでも関わりがあるように述べたい.
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