とびら
褥創管理の自立
今村 哲夫
1
1東京都心身障害者福祉センター
pp.490-491
発行日 1976年7月15日
Published Date 1976/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101248
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先年,リハビリテーション医学会でADL項目の主として範囲について,アンケート調査が行われたことがある.今考えてみるとあるグループの障害者には,褥創好発部位を自分で観察しうる能力という項目があってもよいように思う.
代表的な脊損患者を例にとって,臨床経過のなかで,本人が褥創をつくらないようにしようと思い立つ決定的な時期があるのかどうか,またそのような時に本人はどのような事を覚えてゆかなければならないのか雑感を述べてみよう.
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