Japanese
English
症例の検討と反省
目的達成できなかったRA患者の一考察
An RA case failed to attain to the goal.
二宮 冨
1
Tomi NINOMIYA
1
1伊豆逓信病院
pp.128-133
発行日 1974年2月15日
Published Date 1974/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100781
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1.はじめに
リハビリテーションにおけるサービスとはどの範囲までを表わし,どこまで可能なのか療法士自身の認識不足から全介肋の状態で入院,4カ月後の作業療法開始時には
1)短距離(50m)なら車椅子操作可能
2)ブラウスを着ること一部可能
3)洗面ほぼ独立(自助具使養)
4)移動は全介助
ゴールを「W/Cで家庭内での身の廻りの自立」としながら一年経過した今大きく退化し全介助となってしまったRA患者について原因が,未熟な療法士の援助不足,又は病理的にもともとこの段階であったのか反省と共に考え直してみたい.
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