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特集 PT・OTと外科
手の外科術前術後の作業療法
Occupational Therapy of Pre and Post Operative Surgery of the Hand
古沢 早苗
1
,
生田 宗博
1
,
福地 祥子
1
Furusawa Sanae
1
1横浜市大病院リハビリテーション科
pp.13-18
発行日 1973年1月1日
Published Date 1973/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100550
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はじめに
本邦においては,hand-splintの種類,適応についての論文は多々見られるが,実際に作製装着した経験についての報告は,ほとんど見られない.しかし手の外科疾患の治療におけるsplintの効果は大きく,OTにおけるその作製には大きな意義があると思われる.
当OTでは開設当初より,整形外科医,リハビリテーション科医との積極的な関係のもとに術前,術後の患者に対して,splintの作製を試み,種々の経験を得たので,症例を中心に若干の考察を加えて報告する.
現在までに作製したsplintの種類と適応疾患は表のとおりである(表1,2).
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