特集 副鼻腔炎の保存的治療の検討とその限界
上顎洞チュービング療法
窪田 哲昭
1
1昭和大学藤が丘病院耳鼻咽喉科
pp.283-288
発行日 1987年4月20日
Published Date 1987/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492210291
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I.はじめに
上顎洞チュービング療法は下鼻道より洞内ヘドレーンチューブを挿入留置し,排膿と換気さらに薬剤の注入を行うものである。
本剤は慢性副鼻腔炎の成立機転からみて理に合った有効な保存的治療法として数年前に著者が考案したものであるが,チューブ挿入上の欠陥があり充分目的を達成することができなかった。
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