Japanese
English
特集 目からウロコ 内視鏡時代の臨床解剖
《鼻領域》
上顎洞の手術
Clinical anatomy for maxillary sinus surgery
竹内 裕美
1
Hiromi Takeuchi
1
1鳥取大学医学部感覚運動医学講座耳鼻咽喉・頭頸部外科
pp.430-434
発行日 2018年5月20日
Published Date 2018/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201738
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POINT
●解剖学的指標となる下・中鼻甲介,鈎状突起,篩骨胞,第3基板の立ち上がりを確認する。
●鈎状突起の切除の程度が,のちの第2,3基板の眼窩内側壁の処理を左右する。
●篩骨胞を開放することで,第3基板を明視できる。
●上顎洞自然口の開放とは半月裂孔を中心に,第1,2基板(UP,EB),膜様部(鼻泉門)を切除し,上顎洞裂孔を可及的に大きく開放することである。
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