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歯牙補綴と耳鳴
矢崎 正方
1
1東京歯科大学
pp.77-79
発行日 1958年2月20日
Published Date 1958/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492201935
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耳鳴に就ては耳鼻科に於てもその本態及び成因に関しては現在多くは不明であり,症状からその原因を推定し,或は憶測するに過ぎないようである。従つて今ここに報告する症例も稀有な1例であり,結果から憶測推定するに過ぎないが,我国では歯科方面のこれに関する報告が皆無であるから,その経過を報告して参考に供したいと思う。
耳鳴に関する説明を耳鼻科書1)及び雑誌2)から歯科的診療に関係があると考える部分を摘録すれば次ぎの如くである。
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