特集 胃食道逆流症(GERD)―“胸やけ”を診療する
食道外症状
GERDと歯牙酸蝕
関根 浄治
1
1島根大学医学部歯科口腔外科学講座
pp.810-813
発行日 2013年5月10日
Published Date 2013/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106790
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
◎GERD罹患者のすべてに歯牙酸蝕が合併するわけではない.
◎GERD罹患者では唾液分泌量の低下と嚥下機能の低下を伴うことが多い.
◎GERD罹患者に対する食道外症状の精査として,専門医への対診を推奨する.
◎歯科医師・口腔外科医による口腔乾燥症状の評価と治療,嚥下リハビリテーション,専門的口腔ケアが,原疾患の治療と並行して必要である.
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.