Japanese
English
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ブッキー線(境界線)照射による皮膚疾患の治療
MEDICAL TREATMENT WITH GRENZ-RAY FOR SEVERAL SKIN DISEASES
岩重 毅
1
,
定方 恭一
1
Kowashi IWASHIGE
1
,
Kyoichi SADAKATA
1
1昭和医科大学皮膚科教室
1Department of Dermatology Schowa medical school
pp.447-456
発行日 1959年5月1日
Published Date 1959/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202545
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緒論
Buckyは1927年Bonnに開かれた第15回独逸皮膚科学会に於て軟線療法を発表し諸学者の注目するところとなった。
我国に於ては1928年遠山,並木,市川氏の第1報以来市川,小島氏等の詳細な報告があるが,其の後Lindemann硝子の故障の為め昭和12年以降は本邦に於ける治療報告は中絶の状態であつた。然るに1昨年国産の境界線発生装置が完成し,中野,穴口及び東京警察病院等より治療実験が発表されるに至つた。
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