Japanese
English
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境界線照射により発生した棘細胞癌の1例
A CASE OF SQUAMOUS CELL CARCINOMA CAUSED BY GRENZ-RAY IRRADIATION
大城戸 宗男
1
,
堀内 康子
1
Muneo OHKIDO
1
,
Yasuko HORUJCHI
1
1慶応義塾大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, School of Medicine, Keio University
pp.315-318
発行日 1965年3月1日
Published Date 1965/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204046
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I.はじめに
皮膚疾患の治療に境界線が漸く広く利用されるにつれて,それによる種々の皮膚障害が注目される様になつた。
元来真の境界線照射ならば極めて大量の照射を除き,先ず重篤な皮膚障害の発生は考えられない筈であるが,その殆どが過剰照射によるものである。
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