Japanese
English
特集 手術によらない限局性前立腺癌の治療
放射線外部照射
External beam radiotherapy for prostate cancer
中村 和正
1
,
佐々木 智成
1
,
江藤 正俊
2
,
古賀 寛史
2
Kazumasa Nakamura
1
,
Tomonari Sasaki
1
,
Masatoshi Eto
2
,
Hirofumi Koga
2
1九州大学大学院医学研究院臨床放射線科学分野
2九州大学大学院医学研究院泌尿器科学分野
pp.443-447
発行日 2005年6月20日
Published Date 2005/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100343
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要旨
近年のコンピュータ技術の発達に伴って放射線治療はめざましい進歩をとげた。外部照射では,CT画像からターゲットの三次元的な位置情報を取得し,多分割絞りがターゲットに合わせた照射野を形成し,正確に照射を行う,いわゆる三次元原体放射線治療(three-dimensional conformal radiotherapy;3DCRT)が主力となっている。3DCRTにより,多くの放射線を前立腺に投与し,かつ副作用を低減化することが可能となった。放射線治療は前立腺癌の治療において今後ますます重要な役割を果たすようになると思われる。
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