特集 肺高血圧症 ガイドラインとニース会議提言を紐解く
Ⅱ.PAH治療のポイントを紐解く
膠原病性肺動脈性肺高血圧症治療のポイント
白井 悠一郎
1
,
桑名 正隆
1
1日本医科大学大学院医学研究科アレルギー膠原病内科学分野
pp.610-618
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200304
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Point
・肺動脈性肺高血圧症(PAH)はリスク評価に基づいた治療アルゴリズムに従うことが推奨される.
・選択的肺血管拡張薬の初期からの併用療法は,症例を選べば膠原病/結合組織病(CTD)に伴うPAHにおいても有効である.
・CTD-PAHでは,免疫抑制療法の併用や,併存病変の評価など症例に応じた治療戦略が重要である.
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