報告記
第11回Intracranial Pressure and Brain Monitoring国際シンポジウム
加納 恒男
1
,
川又 達朗
1
1日本大学脳神経外科
pp.1122-1123
発行日 2000年12月10日
Published Date 2000/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436901989
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平成12年7月22日から26日にかけて,イギリスのケンブリッジにおいて第11回Intracranial Pressure and Brain Monitoring国際シンポジウムが開催され,ケンブリッジ大学のJ.D.Pickard教授が会長を務められた.ロンドンから約100キロ北に位置するケンブリッジの町並みは中世の建造物が数多く保存され,市中を流れるケム川をはさんでケンブリッジ大学を構成するカレッジ群が散在していた.35あるカレッジはそれぞれに美しい植栽が施されており,そのうちのミュージック・スクールが本シンポジウム会場であった.
口演会場は一会場のみであり,質素な会場運営の中に本シンポジウムの伝統である活発な討論がなされた.今回のシンポジウムの主題は,頭蓋内圧上昇の病態生理を,CSFならびに脳循環との相互作用といった観点より検討するというものであった.口演100題,ポスター164題の演題が発表された.
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