報告記
第4回国際神経外傷シンポジウム(4th International Neurotrauma Symposium)印象記
片山 容一
1
,
川又 達朗
1
1日本大学脳神経外科
pp.1144-1146
発行日 1997年12月10日
Published Date 1997/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436901504
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第4回国際神経外傷シンポジウム(4th Interna—tional Neurotrauma Symposium)がYoung-Soo Kim教授(Yonsei大脳外)を会長として,1997年8月23日から28日までソウル市のシェラトン・ウオーカーヒルホテルで行われた.約400名の参加者を得て,合計289題(特別講演16題,ランチョンセミナー11題,ワークショップ48題,一般口演27題,ポスター187題)の発表があった.わが国からは90名を越える参加者があり,後に述べるように多彩かつ豊富な内容の研究成果が報告された.
国際神経外傷シンポジウムは,神経外傷の研究者が専門分野を越えて一堂に会し,神経外傷を神経科学の一部門として討議しようとする目的で始められたものである.第1回が1993年に福島(会長:山本悌司教授(福島医大神内))で,第2回は1993年にグラスゴー(会長:Graham Teasdate教授(グラスゴー大脳外))で,第3回は1995年にトロント(会長:Charles Tator教授(トロント大脳外))で行われた.
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