報告記
第11回国際脳浮腫シンポジウムに参加して
黒岩 俊彦
1
,
伊藤 梅男
2
1東京医科歯科大学難治疾患研究所神経病理
2武蔵の赤十字病院脳神経外科
pp.1152-1153
発行日 1999年12月10日
Published Date 1999/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436901826
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1999年6月6日より10日まで英国北部タイン河畔の町ニューキャッスルに於いて第11回国際脳浮腫会議“Oedema 99, The Eleventh International Symposiumon Brain Edema and Mechanisms of Cellular Injury”が開催された.
主催はニューキャッスル総合病院脳外科・神経科学部長A.David Mendelow教授であった.1965年に第1回国際脳浮腫会議がウイーンで開催されてより34年,アメリカ,ヨーロッパ,日本で順次開催されてきた会議は前回1996年の米国サンディエゴ会議を経て今回初めて英国で開催された.会場となったニューキャッスル近郊のGosforth Swallow Hotelに参加者は宿泊し,そこがシンポジウム会場となった.6日夕方のOpening Cere-monyに引き続きGraham Teasdale教授による“HeadInjures:past, present and future”と題する基調講演でシンポジウムははじまり,翌3日間に70題の口演,81題のポスター発表が行われた.
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