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編集後記
若林 俊彦
pp.100
発行日 2010年1月10日
Published Date 2010/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436101102
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歴史的な転換期となった2009年が終わり,新たな世界の構築に胸躍る2010年が始まった.その巻頭言を飾る峯浦一喜先生の「扉」に描かれた「近未来」には,脳神経外科医療の将来を託す若き医師達への重厚な想いが込められている.「変わることこそ変わらないこと」,そしてその変化の契機となる偶然あるいは必然的な巡り合わせの数々の実証を己の経験を交えて解説されている.脳神経外科の26年後は果たしてどのような世界を醸し出しているのか,初夢は宇宙を巡り,一筋の光明を手掛かりに新天地を目指す.まさに開拓者の心境である.
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