Japanese
English
一般演題
11 大脳皮質の核酸の研究
Studies on Nucleic Acids in Guinea Pig Brain Cortex
植村 慶一
1
,
塚田 裕三
1
,
飯田 慈子
2
Keiichi Uyemura
1
,
Yasuzo Tsukada
1
,
Yoshiko Iida
2
1東邦大学医学部第2生理
2東京大学理学部生化学
1Dept.of Physiology, Toho Univ. School of Medicine.
2Dept. of Biophysics and Biochemistry, Faculty of Science, Tokyo Univ.
pp.623-627
発行日 1964年7月25日
Published Date 1964/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904124
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1)モルモット大脳皮質から.SDSフェノール法で核酸を抽出する方法を検討した。
2)核には,比較的低分子及び高分子の2種類の大きさのRNAが存在する。後者は,前者に比し,代謝回転が速い。
3)核にはその他に,量的には少いが,きわめて速く代謝回転する高分子のRNAが存在する。
4)細胞質には20S,30SのリボゾームRNA及び4Sの転移RNAが存在する。後者の方が代謝回転は速い。
5)DNAは,20時間を経てもほとんど代謝回転しない。
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