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特集 第4回神経化学懇話会
行動の神経化学
行動変化に伴う脳内アンモニア,グルタミン及びグルタミン酸代謝の研究
Studies on Ammonia,Glutamine and Amino Acid Metabolism in Rat Brain in vivo acompanied with Behavioral Changes
塚田 裕三
1
,
植村 慶一
1
,
平野 修助
1
,
永田 豊
1
Yasuzo Tsukada
1
,
Shusuke Hirano
1
,
Keiichi Uemura
1
,
Yutaka Nagata
1
1東邦大学医学部第生理学教室
1The 2nd Dept. of Physiology, Toho Univ. School of Medicine
pp.631-636
発行日 1962年9月25日
Published Date 1962/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431903996
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序論
脳内アンモニヤ値が高次神経活動に伴い,急速に変動することは既に多くの業績がある1)2)。我々は動物の死後変化を出来るだけ除くために種々なる脳の機能状態の下で急速に凍結固定する方法を確立し,動物の条件行動と対応させながら脳内アンモニア及びグルタミン値の変動を追求して来た。そして上記の物質の変動が脳の機能水準と密接に関連し得ることをつきとめ更に進んで脳内に於けるこれら物質の代謝系路を追跡するためにC14,N15,等の同位元素を用いて検索を進めた。
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