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特集 第5回神経化学懇話会
一般演題
4.発生過程における実験的代謝異常
Experimental errors in metabolism produced during embryonal development
宮本 侃治
1
,
平山 皓
1
,
成瀬 浩
1
,
秋元 波留夫
1
,
黒川 正則
2
Kanji Miyamoto
1
,
Masanori Kurokawa
2
1東京大学医学部精神医学教室
2東京大学医学部脳研究所
1Dept. of Neuropsychiatry, Faculty of Medicine, Univ. of Tokyo
2Institute of Brain Research, Faculty of Medicine, Univ. of Tokyo
pp.813-818
発行日 1963年8月25日
Published Date 1963/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904070
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胎生期の損傷による実験的代謝異常についての報告はすでに数多く1)−5),主として放射線,種々の薬物,ウイルス感染など各方面からの検索がなされている。
薬物としては大別して,a)妊娠母体の栄養条件を変化させる食餌中のビタミンおよびアミノ酸の欠乏,b)抗生物質まで含めた代謝拮抗剤,c)ホルモン,d)その他アゾ色素の一種であるtrypan blueや重金属などが用いられてその影響が観察されている。
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