Japanese
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特集 精神薬理
精神賦活剤について
Clinical and Experimental Studies on Psychoanaleptic Drugs
台 弘
1
Hiroshi Utena
1
1群馬大学精神科
1Department of Neuropsychiatry, Gunma University School of Medicine
pp.740-745
発行日 1961年12月25日
Published Date 1961/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431903950
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(1)
向精神薬剤の効果がそれを用いる患者の状態によって変わるということは,日常の臨床経験の示すところである。
たとえば,chlorpromazineの100mgを我々がのんだ時には,睡気とだるさでぼんやりとして了うのに,古い分裂病者には1,000mgをのんで反つて活気の出てくる人がある。
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