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亜急性壊死性脊髄炎(Foix-Alajouanine病)—1926年〔第1回〕
平山 恵造
1,2
1現:順天堂大学医学部脳神経科
2元:虎の門病院内科(神経科)
pp.208-225
発行日 1970年4月25日
Published Date 1970/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431903126
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解説
亜急性壊死性脊髄炎がフランスでFoixとAlajouanineによつて1926年に報告されてから約40年を経た頃,すなわち1964年から1966年にかけて,わが国でも3例の解剖例が観察されるようになつた。
第1例は虎ノ門病院て昭和39年3月25日に剖検され,臨床病理カンファレンスで望月病理部長より提示され,今回,桶田博士(神経進歩,13巻2号375頁,昭44)により,とくにその血管病変の詳細な報告がなされた症例である。
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