Japanese
English
特集 肝脳疾患・Ⅱ
中枢神経障害における肝機能
Liver Function in Central Nervous System Damages
勝木 司馬之助
1
,
古川 一彦
1
Shibanosuke KATSUKI
1
,
Kazuhiko FURUKAWA
1
1九州大学医学部策二内科
1Second Department of Internal Medicine, Faculty of Medicine, Kyushu University.
pp.455-471
発行日 1959年4月20日
Published Date 1959/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431901686
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I.はじめに
肝臓は人体中最大の臓器として物質代謝の中心をなしており,又中枢神経は神経性に生体の活動諸臓器の機能を支配している。この二大臓器の間に機能的連関の存在することは容易に考えうることである。
肝機能の中枢性支配については種々の研究があり,又肝障害において中枢神経に機能的,器質的変化を起すことは実験的にも臨床的にも認められている。
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