特集 この薬だけは押さえておきたい! 総合診療医のためのSpecialist Drug 40
専門医から「落ち着いたので、そちら(外来・在宅)で診てください」となりやすい疾患群の薬
37)腎性貧血|ミルセラ®(エポエチン ベータ ペゴル(遺伝子組換え))
鈴木 創
1
1立川相互病院 腎臓内科
pp.941
発行日 2018年7月15日
Published Date 2018/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201597
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エリスロポエチン製剤を総称して赤血球造血刺激因子製剤(ESA)と呼ぶが、慢性腎臓病(CKD)の診療のうえでは使い慣れてほしい薬剤である。緩徐に進行する貧血は症状が乏しく放置されやすいが、腎予後改善効果が示されており積極的に介入したい。本剤は、ESAのなかで作用時間が一番長く、月1回投与で安定して使用が可能。
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