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特集 腎疾患治療薬 フロントライン
各論
第2章 慢性腎臓病・透析合併症
23.腎性貧血治療薬:エリスロポエチン製剤;エポエチンβペゴル
Epoetin beta pegol
土谷 健
1
,
川口 祐輝
2
Tsuchiya Ken
1
,
Kawaguchi Yuki
2
1東京女子医科大学 腎臓内科
2横浜労災病院
キーワード:
ESA(erythropoietin stimulating agent)
,
ESA抵抗性
,
血中半減期
,
PEG化
Keyword:
ESA(erythropoietin stimulating agent)
,
ESA抵抗性
,
血中半減期
,
PEG化
pp.245-250
発行日 2025年11月15日
Published Date 2025/11/15
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002141
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- 参考文献 Reference
1 はじめに
腎性貧血は慢性的な腎障害時には,ほぼ不可避的に生じる合併症であり,かつて遺伝子組換えヒトエリスロポエチン(recombinant human erythropoietin:ruEPO)の臨床応用以前は頻回の輸血を必要とし,鉄の蓄積,肝炎などの感染症のriskなど著しく患者のQOLを損なうものであった。1985年,造血系サイトカインであるエリスロポエチン(erythropoietin:EPO)の遺伝子のクローニングにより治療法は一新され,rHuEPOが作製され,わが国においては1990年から透析患者に対し,1994年から保存期腎不全患者に対しても使用が開始された。さらに,長時間作用型の赤血球造血刺激因子製剤(erythropoietin stimulating agent:ESA)として,rHuEPOを新たに糖鎖化した製剤が上市され,続いて2011年よりポリエチレングリコール(polyethylene glycol:PEG)鎖で化学修飾することによるエポエチンβペゴル(continuous erythropoietin receptor activator:C. E. R. A.)が臨床応用されるに至った。

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