特集 “賢い処方”と“ナゾ処方”
【スペシャル・アーティクル】
薬剤師からみたポリファーマシー問題—薬剤師にできること,医師にしてほしいこと
青島 周一
1
1医療法人社団 徳仁会 中野病院 薬局
キーワード:
ポリファーマシー
,
潜在的な不適切処方(PIM)
,
薬剤師
,
EBM
,
疑義照会
,
チーム医療
Keyword:
ポリファーマシー
,
潜在的な不適切処方(PIM)
,
薬剤師
,
EBM
,
疑義照会
,
チーム医療
pp.495-499
発行日 2016年6月15日
Published Date 2016/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200564
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あるあるナゾ処方Case
かぜのポリファーマシー
患者:30歳台,男性.
薬局窓口での主訴:発熱,咽頭痛,鼻汁.医師より「ただのかぜ」と言われている.
患者背景:現在服用中の薬剤はなく,また合併症などもない.
今回の処方:
以下の❶〜❻を5日分,❼を10回分.
❶フロモックスⓇ錠100mg 3錠分3 毎食後
❷ムコダインⓇ錠500mg 3錠分3 毎食後
❸メジコンⓇ錠15mg 3錠分3 毎食後
❹トランサミンⓇ錠250mg 3錠分3 毎食後
❺ムコスタⓇ100mg 3錠分3 毎食後
❻PLⓇ顆粒 3g分3 毎食後
❼ブルフェンⓇ200mg 発熱時 1回1錠
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