特集 ジェネラリスト・漢方—とっておきの漢方活用術
漢方の副作用を知る
漢方とポリファーマシー
地野 充時
1,2
1千葉中央メディカルセンター和漢診療科
2城西国際大学薬学部医療薬学科和漢医薬学研究室
キーワード:
ポリファーマシー
,
随証治療
,
漢方薬ポリファーマシー
,
適正使用
Keyword:
ポリファーマシー
,
随証治療
,
漢方薬ポリファーマシー
,
適正使用
pp.1268-1272
発行日 2021年7月10日
Published Date 2021/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227734
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Point
◎漢方治療導入により,西洋薬のポリファーマシーの改善が可能である.
◎随証治療を行うと,1つの漢方薬で複数の症状に対処可能である.
◎近年,漢方製剤がポリファーマシーの原因となっている(漢方薬ポリファーマシー).
◎近年,1人の患者に複数の医療機関から漢方製剤が処方される現象が見受けられる.
◎漢方教育(医学,薬学)を含め,漢方薬の適正使用について再考する必要がある.
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