State of the Art
MRIの拡散強調像が診断に有用であったTS1膵癌の1例
高橋 邦幸
1
,
真口 宏介
1
,
潟沼 朗生
1
,
小山内 学
1
,
深澤 光晴
1
,
土屋 貴愛
1
,
栗田 亮
1
,
一箭 珠貴
1
,
金 俊文
1
,
桜井 康雄
1
,
児玉 芳尚
1
,
安保 義恭
2
,
野路 武寛
2
,
篠原 敏也
3
1手稲渓仁会病院消化器病センター
2手稲渓仁会病院外科
3手稲渓仁会病院病理部
pp.444-447
発行日 2008年9月15日
Published Date 2008/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100078
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
患者 66歳,男性
主訴 上腹部不快感
既往歴 2006年に原発性アルドステロン症にて右副腎を摘出した.
現病歴 2007年11月中旬より,上腹部不快感を自覚し当センターを受診した.腹部超音波検査にて膵体部に腫瘤を認め,精査加療目的に入院となる.
現症 眼球結膜に黄染や貧血なし,腹部は平坦で軟,心窩部に軽度圧痛を認めた.
入院時検査成績 血液・生化学検査では異常所見はなく,腫瘍マーカー(CEA1.7ng/ml,CA19-9 6.8U/ml)も正常であった.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.