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特集 超音波革命―ハーモニックイメージング
超音波造影剤の進歩
Development of Ultrasound Contrast Agent
森安 史典
1
Fuminori Moriyasu
1
1東京医科大学内科学第4講座
1The Fourth Department of Internal Medicine, Tokyo Medical University
キーワード:
微小気泡
,
造影超音波
,
ハーモニックイメージング
,
非線形信号
Keyword:
微小気泡
,
造影超音波
,
ハーモニックイメージング
,
非線形信号
pp.671-676
発行日 2000年11月15日
Published Date 2000/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900229
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超音波造影剤はすべて微小気泡から成る.静脈投与された後,比較的十分な検査時間の間,再循環するためには大きさのみならず,血圧の変化による気泡の耐圧性など一定の条件を備えなければならない.また,投与される総気体量は極めて少ないため,組織から気泡信号を浮き上がらせるべき映像技術が必要となる.これらの撮像条件は使われる造影剤の種類によって異なってくる.造影剤の特性を熟知し,同時に映像機器の性能との整合性を知って,かつ病変の血行動態を考えて造影超音波検査を進めて行く必要がある.
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