State of the Art
中心部壊死と膵管内腫瘍栓を認めた膵腺房細胞癌の1例
岡部 義信
1
,
菅 偉哉
1
,
木山 雅晴
2
,
川原 隆一
2
,
安永 昌史
2
,
木下 壽文
3
,
内藤 嘉紀
3
,
山口 倫
3
,
自見 厚郎
3
,
神代 正道
4
,
豊永 純
5
,
佐田 通夫
1
1久留米大学第2内科
2ヨコクラ病院
3久留米大学外科
4久留米大学病理
5久留米大学消化器病センター
pp.747-750
発行日 2005年11月15日
Published Date 2005/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100084
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患者 55歳,男性.
主訴 左季肋部痛.
現病歴 生来健康であった.2004年1月早朝,突然の左季肋部痛と嘔気が出現し,同日近医を受診した.症状は保存的に改善したが,腹部超音波および腹部CTで膵尾部の腫瘤を指摘された.精査加療目的で発症10日後に当科紹介入院となった.
既往歴 痔核手術(18歳時),気管支喘息(現在無治療).
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