学会印象記
American Association of Neuromuscular & Electrodiagnostic Medicine 61st Annual Meeting(2014年10月29日〜11月1日,サバンナ)
東原 真奈
1
1東京都健康長寿医療センター神経内科
pp.340-341
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416200143
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「サバンナ」と言われて,米国はジョージア州のサバンナを思い浮かべられる人はどれだけいらっしゃるでしょうか。多くの人は私のように,ゾウやシマウマのいる草原を最初に思い浮かべるのではないかと思います。ジョージア州サバンナは,南部最大の都市である州都アトランタから車で約5時間のところにある,こぢんまりとした町です。2つの大きな公園と22の小さな公園が点在する緑豊かな町は,“Hostess City of the South”と称されているようです(写真1)。American Association of Neuromuscular & Electrodiagnostic Medicine(AANEM)の61st annual meetingはこのサバンナで開催されました。
AANEMは約4,500人の医師のメンバーにより構成され,そのうち神経内科医が50%,リハビリテーション医が40%を占めています。年に1回開催されるannual meetingの参加者は900名前後と,米国の学会としてはこぢんまりとしているためか,学会会場も大都市ではなく,日本からの直行便がない都市のホテルなどで開催されることが多いです。今回の会場はサバンナ川沿いにある,Savannah International Trade & Convention Centerで,ダウンタウンの対岸にあるため,学会に参加するためには船でサバンナ川を渡らなくてはなりませんでした(写真2)。
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