学会印象記
第18回WFN世界Parkinson病と運動障害関連学会:XVIII WFN World Congress on Parkinson's Disease and Related Disorders(2009年12月13~16日)
井上 学
1
1昭和大学横浜市北部病院神経内科
pp.646
発行日 2010年6月1日
Published Date 2010/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416100707
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2009年12月13~16日まで米国フロリダ州マイアミで開催された第18回WFN世界Parkinson病と運動障害関連学会に参加してきました。この学会は運動障害,特にParkinson病に関して,古くからある学会の1つで,1959年の第1回から数えて今回が第18回目にあたります。2年に1度の開催で,日本では1991年に開催されています。今回は日本からの参加者は少なく,歴史ある学会としては少しさびしい気がしました。
1997年にノーベル生理学・医学賞を受賞したプリオンの発見者であるStankey.B.Prusiner教授の招待講演に始まった学会は,マイアミコンベンションセンター(写真1)で行われ,1つの会場でほぼシームレスに会場設定がされて,移動に難渋することはありませんでした。
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