学会印象記
17th International Congress of Parkinson's Disease and Movement Disorders(2013年6月16~20日,シドニー)
小澤 鉄太郎
1
1新潟大学脳研究所神経内科
pp.1102-1103
発行日 2013年9月1日
Published Date 2013/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416101601
- 有料閲覧
- 文献概要
オーストリアのシドニーにて,6月16~20日に開催された,17th International Congress of Parkinson's Disease and Movement Disordersに参加しましたのでご報告いたします。この学術集会は,Movement Disorder Society(MDS)の年次学術集会であり,MDSの会員数の増加を反映して,参加者は年々増加の傾向をみせています。昨年のダブリン(アイルランド)での参加人数は5,100人と伝えられています(http://www.mdscongress2012.org/)ので,今年はさらにそれを上回るかどうか公式の発表が待たれるところです。
夏の日本から南半球にあるシドニーに降り立つと,そこは冬の6月であり,予想以上に肌寒さを感じました。シドニーは,オーストラリア東南部に位置するニューサウスウェールズ州の州都であり,オーストラリア最大の人口を有し(約400万人),オセアニアを代表する国際都市です。シドニー港に面したベネロング岬に位置するオペラハウスは,この都市を象徴する建造物であり,観光の名所ともなっています。学会の会場となったSydney Convention Center(写真1)は,ダーリング港に面した賑やかな地区に建つ会議・展示施設でした。
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.