学会印象記
15th International Congress of Parkinson's Disease and Movement Disorders (2011年6月5日~9日)
宮本 亮介
1
1徳島大学神経内科
pp.583-584
発行日 2012年5月1日
Published Date 2012/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416101199
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2011年6月5~9日までTorontoで開催された15th International Congress of Parkinson's Disease and Movement Disordersに参加してまいりました。今回も世界各国から3,750人が集まり,movement disorderという分野に対するさらなる注目や今後の発展に対する期待を強く感じました。
会場はTorontoの有名なランドマークであるCNタワー(写真1)近くの,Metro Toronto Convention Centerという地階に拡がる施設(写真2)でした。Abstractは約1,200集まっており,パーキンソン病の大規模研究から非常に稀で興味深い不随意運動の症例報告まで,その内容は多岐にわたっていました。私はGLUD1遺伝子異常に伴う全身性ジストニアについてのポスター発表を行いましたが,興味を持っていただいた何人もの不随意運動の専門家と議論することができ,非常に貴重な経験となりました。
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