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特集 患者満足度を高める糖尿病診療
第1部 外来で患者満足度を高める
食事指導
生活・仕事に基づいた賢い食事のとり方
Get along with disease on secure basis of income
加藤 則子
1
1加藤内科クリニック
キーワード:
食事調査
,
食事療法
,
職場のストレス
,
生活活動強度
Keyword:
食事調査
,
食事療法
,
職場のストレス
,
生活活動強度
pp.152-155
発行日 2005年2月15日
Published Date 2005/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100651
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収入を確保してうえで,うまく仕事・病気につき合う.
糖尿病になりやすい職業がある.深夜営業,ストレス,味見が多い,会食が多いなど仕事が糖尿病を作る.
外来指導の実際
□現状の把握
糖尿病患者さんに深夜営業のタクシー運転手が多いようです.これは,ストレスが多い,運動量が少ない,朝帰宅してから酒を飲んだり食事をして寝るからと考えられます.同様に比較的若い肥満男性でコンピュータプログラマーなどは机から離れずその場でラーメンや菓子パンなどで食事を済ませます.共同作業のため自分だけ散歩に出ることなど不可能といいます(Box 1).
まず,ライフコーダEXやそれに類する機器を貸し出し,運動量を患者本人に知ってもらいましょう.患者の生活に合わせ,体を動かせる時間と食事の時間を検討します.ITを使いこなせる患者にはさらに食事量を入力するシステムを紹介します(Box 2).
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