JIM Report
第1回「プライマリ・ケア医に必要な家族アプローチ」ワークショップ
竹中 裕昭
1
,
伴 信太郎
1
,
吉岡 哲也
1
,
向原 圭
1
,
徳山 秀樹
1
,
津田 順子
1
,
若林 英樹
1
,
鈴木 富雄
1
,
佐藤 寿一
1
1名古屋大学医学部附属病院総合診療部
pp.1141-1143
発行日 2001年12月15日
Published Date 2001/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414903420
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近年,家族アプローチの手法が,さまざまな分野で研究,実践されてきている.プライマリ・ケア領域でも徐々にではあるが,ワークショップや医学部の卒前・卒後教育を通じて取り組みが始まりつつある1).
しかしながら,卒前・卒後教育では1セッション60~90分,ワークショップにおいてもせいぜい3時間できればよいほうで,家族面接のオリエンテーションを行うぐらいのことしかできなかった.今回,2日間,合計8時間にわたり,系統的にプライマリ・ケア医に必要と思われる家族アプローチに関するワークショップを開催する機会を得たので,その概要を報告する.以下はワークショップの進行に沿って述べる(表1).
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