JIM Report
第1回「外来診療刷新のためのワークショップ」に参加して
北西 史直
1
1杉山病院内科
pp.472-473
発行日 2000年5月15日
Published Date 2000/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902997
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聖ルカ・ライフサイエンス研究所による,"わが国における外来診療の質を高めるための方策"と題した第1回「外来診療刷新のためのワークショップ」が,平成12年2月18日,聖路加看護大学で行われた.大変印象深い催しであったので,私の感想を中心に報告する.
最初に,基調講演として京都大学の福井次矢先生が「外来診療の問題点」について,次に,国立病院東京医療センターの伊藤澄信先生が「外来診療の現状」について話された.次いで,参加者を医師,看護婦,医事課の3グループに分け,それぞれのテーマでワークショップ形式のディスカッションが行われた.医師グループのテーマは,①外来診療のあるべき姿,②質を高める具体的方策,③医学教育のあり方について,の3つであった.各グループのディスカッションが終わった後,全体での発表,討議が行われた.
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