連載 「困りごと」から考える 地域づくり型保健活動の考え方と進め方・10
ワークショップ第1段階
岩永 俊博
1
1公益財団法人地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター
pp.60-63
発行日 2014年1月10日
Published Date 2014/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102328
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今回はいよいよ参加的目的描写法のワークショップの具体的な進め方に入ることにしましょう。これは,説明を聞いたり,読んだりしただけではなかなかわかりにくいものです。ワークショップでは,いくつかのルールに従って,手順を追って話し合いを進めていきます。その手順やルールが,普段の話し合い,特に計画づくりや事業の工夫などの場合にはあまりなじみのないものなのです。進め方やルールに気を取られすぎてしまう場面や,手順をこなすことが目的になってしまう場面に出くわすことがあります。
大まかな進め方は連載第3回(2013年6月号)で説明しました。どんな人がファシリテーターに相応しいのかなどは第4回(7月号)に示していますので,読み返していただければと思います。
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