研修医読本―臨床の秘伝・奥義を学ぶ・13
精神症状に眩惑されて身体疾患を見落とすなかれ―器質・症状性精神障害について―そのⅡ
杉本 二郎
1
1杉本医院
pp.74-75
発行日 2001年1月15日
Published Date 2001/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414903173
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教訓・鉄則
1)患者,家族の訴えを鵜呑みにせず,全身の身体所見を得るように努めてください.
2)とくに神経学的所見は見落とされやすいので,精神症状を訴えた時でも,簡単な神経学的検査(腱反射,瞳孔,麻痺,振戦など)は行うべきです.
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