特集 めざせ新世紀―20世紀のエビデンスはどうなる
急性期脳梗塞治療
永田 倫之
1
,
長田 乾
1
1秋田県立脳血管研究センター神経内科・脳卒中診療部
キーワード:
プレインアタック
,
ペナンプラ
,
抗凝固療法
,
抗血小板療法
,
血栓溶解療法
Keyword:
プレインアタック
,
ペナンプラ
,
抗凝固療法
,
抗血小板療法
,
血栓溶解療法
pp.41-45
発行日 2001年1月15日
Published Date 2001/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414903165
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Question & Answer
Q:脳梗塞の発症機序による臨床病型分類は?
A:アテローム血栓性脳梗塞,心原性脳塞栓,ラクナ梗塞;ただし,アテローム血栓性脳梗塞には,①血栓が血管内腔を閉塞するために発症する「血栓性機序」,②主幹動脈の高度狭窄により脳灌流圧が低下して脳梗塞を生じる「血行力学的機序」,③プラークに生じた栓子が末梢に移動して動脈閉塞をきたす「塞栓性機序」,の3つの病態が含まれる.
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