特集 副鼻腔炎診療は変わったか?
最新の疾患別マネジメント
急性副鼻腔炎
池田 浩己
1,2
,
森田 勲
2
Hiroki Ikeda
1,2
,
Isao Morita
2
1池田耳鼻いんこう科院
2日本赤十字社和歌山医療センター耳鼻咽喉科部
キーワード:
急性副鼻腔炎
,
ガイドライン
,
温故知新
Keyword:
急性副鼻腔炎
,
ガイドライン
,
温故知新
pp.153-156
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000461
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はじめに
急性副鼻腔炎は耳鼻咽喉科日常診療で遭遇する頻度の高い上気道疾患である。実際には耳鼻咽喉科のみならず小児科,内科など多くの診療科で診断治療がなされている。鼻・副鼻腔は複雑な解剖をした空間であり外界と交通している関係上,常に炎症の危険性に晒されている部位である。急性副鼻腔炎はウイルスや細菌が鼻腔から自然口を通じて副鼻腔に逆行性に感染し発症する疾患である。本疾患について今号の特集テーマ「変わったか」を検討する。
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