Japanese
English
特集 こどもの上手な診かた
《主要症候・疾患の診かた》
鼻炎・副鼻腔炎
Rhinitis and sinusitis in children
保富 宗城
1
Muneki Hotomi
1
1和歌山県立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.114-119
発行日 2017年2月20日
Published Date 2017/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201168
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POINT
●患児が鼻症状を訴えることは少ないため,保護者にもていねいな問診を行う。
●診察時のみならず,その前後の反応を十分に観察し,症状把握に努める。
●小児の鼻副鼻腔炎の診断に際しては,湿性咳嗽を見逃さないことが極めて重要である。
●小児の急性鼻副鼻腔炎に対しては,鼻漏,不機嫌・湿性咳嗽の程度に加え,鼻汁あるいは後鼻漏の性状と量から重症度を評価する。
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